日中関係は尖閣問題をめぐって、一触即発の危機にあると言われています。
もし野田総理の言ったように自衛隊を派遣したら、当然中国も軍艦を配備するでしょう。そういう事態になったらそれこそどんな偶然で戦争が起こるか解らない、と言われています。
日本が戦後これほど戦争に近づいたことは無い、とも言われています。
これほど戦争の危機が近いのであれば、従来から戦争反対を叫んできた、思想の科学の人々ならば、戦争反対の声をあげそうなものですが、そういう声は一向に聞こえてきません。これはどうしたことなのでしょうか?
「このまま何もしなくても、戦争にはならないでしょう」という人が多いのですが、もしなったら・・・、と心配にならないのでしょうか?
戦争は一度起こってしまうと、途中で止めることは大変困難なものなのですから、少しでもその恐れがあるときは、何かしなければならないのではないでしょうか?
安保闘争、ベトナム反戦、護憲闘争などなどで、進歩的知識人といわれる人々は「戦争には絶対反対」、「再び戦争をしてはならない」と叫んできました。
考えて見ますと、それらの時に問題としたのは、直接的には、安保であり、ベトナム戦争であり、憲法と言う具合でしたが、真の目的は「戦争反対」にあったはずではないでしょうか?
それにもかかわらず今本当に戦争そのものが近づいたときに、「戦争反対」の声が聞こえないのはどうしたことなのでしょうか?
こんなことでは、あの時本当に戦争反対の気持ちがあったのかどうか、疑わしくなって来ます。
今何もしないでいたら、今まで我々が考えてきたことは一体何だったのか?と疑問に思えてきます。
この掲示板の本当の目的も、戦争に反対することにあるのではないでしょうか?
何かしなければならない、というご意見を聞くことが出来ないか?と思い、この掲示板に書き込みました。
以上
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