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  • [136]
  • 歴史に対する態度

  • 投稿者:北川
  • 投稿日:2011年12月26日(月)10時51分27秒
  • 返信
 
小林様と染井様の議論を読ませて頂き、思うところがあり、投稿させて頂きます。

まず私は、司馬遼太郎の全ての作品の愛読者で、原作の「坂の上の雲」も三十代の頃に読んで大変感銘を受けました。(現在五十代です)

司馬氏のどの作品にも言えることですが、氏は、感情的、情緒的な表現を避け事実(と司馬氏が考えたことも含め)のみを淡々と書いていきます。しかし、それでいて、司馬氏の登場人物への敬愛を感じ、まるでその人物が本当に生き生きと臨場感を持って描かれています。

「坂の上の雲」では、いくつかの心に残った場面があるのですが、私が一つあげれば、秋山真之がバルチック艦隊を破った日本海海戦の最中、艦上で、ロシア軍の攻撃で日本兵が血みどろになって大勢死んでいく様を見て、「この作戦は間違っていたのではないか」「自分は軍人に向いていない」と苦しむ場面です。(正確な表現は覚えていませんが、そういう意味のことが書いてありました)この小説を読んで、司馬氏が日露戦争を肯定していると考える方もいるようですが、良く読めばそうではないことが分かります。戦争が始まるや、いち早く講和に動く小村寿太郎等のことも丹念に書かれています。司馬氏はただ虚心にその時代や歴史上の人物に向かい合おうとしているだけなのです。染井氏の言われるように、この明治という時代を我々の先祖が懸命に生き、ある方々は戦争で命を落とし、その歴史を経て我々は日本で生きています。

私の言いたいことは、日露戦争(に限らないかも知れません)を肯定も否定もどちらもすべきではないと思います。ただ、実際はその時代人が何を考え、どう生きたかを司馬氏のように虚心に見ることでしか、真実に近づけないと考えます。ただ、悲惨な戦争を日本が二度としてはならないし、戦争や徴兵制度を肯定するような勢力とは断固戦っていかなければならない。そして、未だに戦争状態にある世界の国に平和の尊さを訴えていかなければならないでしょう。その為にも、歴史に学んでいかなければならないと私は思います。



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  1. NHKドラマ「坂の上の雲」感想・投稿・意見交換掲示板(140)(管理者)20/07/14(火)23:35
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