私は今の日本にこういう議論が無いことに不満を持っている者で、反論、批判大歓迎です。
ところでこの掲示板は、司馬史観批判の人が主催しているものなのですが、私はその人々を批判した文章を書いてきています。
ところがそれに対する反論が殆ど無いのが不満なのです。
日本にはあまり深く考えてみようという人が居ないような気がします。
ということで染井さんには、反論、批判を期待しています。
しかしながら染井さんの考えには殆ど賛成です。
つまり「日本は素晴らしい国だ」という気持ちに大賛成です。
それを示すために、私の日本観をまず書きます。
1820年(幕末)の世界の工業生産の推計では、日本は世界の3%なのに対して、英国が5%を占めていました。(実はこの時中国が29%と圧倒的大国でした。)
日本は、英国とさして違わない程度の大国だった、と言うことです。
ですから染井さんの
>(染井さん)最先端科学のロボットを開発し進む国でもあります。友禅や紬や塗り物などの伝統文化を有する国でもあります。
に同感です。
このような文化の素晴らしさに、日本人はもっと自信を持つべきだ、と思っています。
>(染井さん)美しく醜く野蛮で優雅ですばらしく最低な国だとおもいます。
という文章にも概ね賛成ですが、「最低な国」という言い方には、賛成できません。
日露戦争は日本人の野蛮を示している、と思いますが、これは世界の列強と同じ程度の野蛮であって、最低ではありません。
>(染井さん)たった一方向からしか物事を見ないと偏った意見となり狂気になってしまいます。
という指摘は大変重要で素晴らしい考えだと思いました。
是非こういう考えでお話をしたいと思います。
ということで染井さんの文章には、ほとんど賛成なのです。
ところが文章全体の雰囲気では私を批判したいように読めます。
是非とも遠慮せずに、私の考えを批判してもらいたいと思います。
私の考えの要点は、日露戦争は、間違った戦争、する必要の無い戦争だった、ということです。
数万人の戦死者を出したのですが、その戦死を考えると、すべきではなかった戦争だった、というのが私の考えです。
染井さんは、あの程度の戦死者はやむを得ないことだった、という考えなのですか?
命を掛けて戦う価値のある戦争だった、という考えなのですか?
是非この点を書いてもらいたいと思います。
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