若輩者さんに同感しました。
私も涙が出そうになりました。
銃砲が待ち受けている要塞に向かって突撃し、そして死んで行った2万人以上の人たちのことを思うと涙が出てきます。
その戦死者の家族たちの嘆きは如何ばかりだったでしょうか?
数万の戦死者の家族は数十万にのぼると推定できますが、その人々の苦しみを思うと戦争というものは何とむごいものか?こんなことは決して繰り返してはいけない!と改めて思います。
そしてそれは日本人の側からだけ考えてはいけないと言う気持ちも伴います。
ロシア人兵士も同じ苦しみと悲しみを味わっているのです。
どうして憎しみあっても居ないロシア人と日本人が殺しあわねばならなかったのでしょうか?
ドラマによれば、ロシア皇帝は日本の要求を全て呑んで、戦争を回避せよと言う勅令を発していたとあります。
日本は開戦が遅れては、時間と共に不利になるという考えで、先制攻撃を始めた、とあります。
日本が戦争を始めなければ、戦争にならなかったのですから、この戦争の悲惨の責任は日本にある、と言うことでしょうか?
旅順攻撃のドラマから明らかなのは、日本は攻撃側で、ロシアは防衛側です。
どうして日本はこんな野蛮な国になったのでしょうか?
こんな酷い戦争を二度と起こしてはいけないと私は思うのですが、若輩者さんもきっと賛成してくれると思います。
日本人兵士とロシア人兵士の戦死者の苦しみと悲しみをこのドラマで記憶に残して、二度と戦争をしない日本にしたいと思います。
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